奥出雲多根自然博物館

島根県は出雲の山奥にある小さな自然史博物館ですが、日本で唯一かもしれない宿泊でできるミュージアムです。 アロサウルスやエウオプロケファルスの全身骨格がお出迎えしてくれます。

奥出雲多根自然博物館

島根県は出雲の山奥にある小さな自然史博物館ですが、日本で唯一かもしれない宿泊でできるミュージアムです。 アロサウルスやエウオプロケファルスの全身骨格がお出迎えしてくれます。

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    奥出雲多根自然博物館の学芸員がお届けするジオマガジン的な何か。あまり知られていない、神話よりはるか昔の、奥出雲の大地の物語に関する記事を掲載していきます。

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八代川のオオサンショウウオ

エントランスホールにて

アイアンボーンダイノソー 鉄骨の恐竜たち 期間延長

note開始、はじめましてのごあいさつ

八代川のオオサンショウウオ

 10月6日にオオサンショウウオの後援会と観察会が開催されました。  オオサンショウウオは国の特別天然記念物で、世界で最も大きい両生類でもあり、日本固有種です。西日本の河川に生息しているものの、河川改修や堰堤などの設置などでその生息域はどんどん狭められていっています。またその生態も謎になっている部分も多く、調査研究が進められています。  奥出雲多根自然博物館のある布勢地区には一級河川斐伊川の支流である八代川という川が流れていますが、ここに多くのオオサンショウウオが生息して

エントランスホールにて

 こんにちは。奥出雲多根自然博物館入り口で皆さんのお越しをお待ちしていますアロサウルスです。  特にニックネームはついていません。時々目が光ります  ずっと昔からこの姿勢でゴジラみたいに歩かないといけないので、腰が痛くなりました。早く現代のイケてるスタイルにしてほしいのですが、上司がなかなかうんと言ってくれません。まだしばらくはこの姿勢で、お客さんをお偉そうに見下ろすことになりますね。申し訳ない。  アロサウルスといえばジュラ紀。ジュラ紀といえばステゴサウルス。われわれ

アイアンボーンダイノソー 鉄骨の恐竜たち 期間延長

 奥出雲と言えば古より続くたたら製鉄が盛んであった町として知られています。  ということで、現在、博物館では引き続き鉄製の恐竜骨格の展示を引き続き行っております。  制作は岡山県倉敷市にあるアイゼンファシル社。実物大のプロトケラトプスを始め、小さなトリケラトプスやアロサウルス、モササウルス、スピノサウルスを展示しています。  特に岡山理科大学の監修を受けたプロトケラトプスは特に精巧に作られており、フリルのようなエリの絶妙な曲線の作り込みには思わず唸ってしまいます。  

note開始、はじめましてのごあいさつ

奥出雲多根自然博物館は1987年(昭和62年)に生まれた自然史博物館です。主に化石や鉱物の展示で、生命の進化や地球の歴史、人の出会いの不思議さを感じ取っていただくミュージアムとなっています。  当初はメガネの三城と旧仁多町(現在の奥出雲町)の出資による第3セクターとしての出発でしたが、1990年(平成2年)に登録博物館となり、財団法人奥出雲多根自然博物館としてリニューアルしました。その後2011年に公益財団法人として登録と同時に一部リニューアルを行い、現在では宿泊できるミュ